【3分でわかる】島耕作も加担したインサイダー取引とは?

課長島耕作の4巻で島耕作はインサイダー取引に加担してしまう。

 

・事件の背景は?

・インサイダー取引とは?

・誰が儲かったのか?

 

わかりやすく解説していきます。

 

 

目次

 

 

 

事件の背景

10/20 10:00

 

事件は起きる。

6万人の社員を抱える大手電機メーカー初芝電気の創業者であり、現会長である吉原初太郎が突然亡くなった。

 

当日はゴルフに行く予定で会長は自宅で一人だった。

 

そこに宇佐美専務と福田部長が迎えに行ったところ亡くなっていることに気づく。

 

一般的にはカリスマ的存在の死は会社の経営が揺らぐ大問題。

 

投資家にとっては不安材料となり、初芝電気の株は売られ、株価は下がる可能性がある。

 

がしかし、会長の死を知っているのはまだ宇佐美専務と福田部長だけ。

 

そこで取った行動は?

 

 

インサイダー取引とは?

本作品の中で木暮がインサイダー取引について説明している。

 

株価が予め下がることを予知しうる内部の人間が6ヶ月以内に反対売買をするとインサイダー取引として法に抵触する。

 

会社内部の人間と一般投資家では会社に関する情報は大きく異なりますよね。

 

一般投資家が不利にならないようにするために内部の人間は、そういう大事な情報を知っちゃったら半年間は売買に関わらないでねという法律です。

 

 

例えば、ものすごい損失抱えちゃって世間に公表しなきゃいけなんだけど、公表すると株価が下がるだろうから、公表する前に株売っちゃえ!なんて、社員がやってたら、一般投資家は損するばかり。そんな会社の株、買いたいですか?

 

となる。

 

それを踏まえて本編に。

 

 

会長の死からの一連の流れ

10/20 11:30

 

福田部長から島耕作に電話で指示が。

島耕作は仕事を抜け出して宇佐美常務の家に行く。

 

この時点ではまだ島耕作は吉原初太郎の死という事実は知らない。

 

10/20 12:40 世田谷 宇佐美邸

 

島耕作は宇佐美常務が持っている10万株の株券を手にする。

そして

宇佐美常務のかつての愛人、津本陽子のマンションに向かう。

 

10/20 13:50 広尾 津本陽子のマンション

 

島耕作が持っていた宇佐美常務名義の株券10万株を津本陽子に渡す。

 

引き換えに津本陽子名義の株券10万株を受け取り島耕作は証券会社に向かう。

 

10/20 14:55 証券会社

 

「明日一番でこの株券を売りたい」

 

そう島耕作は証券会社の担当者に告げる。

 

10/21 10:00

 

会長 吉原初太郎の死を世間に公表する。

同時刻に昨日持っていった株券はその日の初値1700円で売り切られた。

 

時間が経過するとともに情報が海外にも届き市場は混乱。

 

投資家たちはどんどん売り注文をして初芝電気の株価は下がる。

 

その日、株価は1200円まで下がった。

 

 

 

そして1ヶ月経過

 

市場は落ち着き会長の死が思ったほど影響なかったと判断した投資家たちによって株価は元の1700円まで値を戻した。

 

 

結局誰が儲けたのか?

 

売った株10万株(金額にして1億7千万円)は4日後に津本陽子に届く。

 

そしてそのお金で再び1200円まで値下がった株を買い戻す。

(金額にして1億2千万円)

 

すると、同じ株数を買い戻しても5千万円分手元に残るというわけだ。

 

津本陽子と宇佐美専務どちらがどれだけ利益を得たのか不明ではあるが吉原初太郎の死をキッカケに利益を得たことは間違いない。

 

 

気になる疑問

 

 

その① なぜ宇佐美専務は逮捕されないのか?

 

株価が予め下がることを予知しうる内部の人間である宇佐美専務はなぜ逮捕されないのか?

 

それは宇佐美専務名義の株は売っていないから。

 

本人が売ったという証拠が残らないことになる。

 

わざわざ、島耕作に株券を交換するように指示したのはそのためだ。

 

 

その② なぜ津本陽子は協力したのか?

津本陽子という外部の人間がなぜ今回の出来事に加担したのか。

 

考えられる理由は2つ。

 

①宇佐美専務の昔の女

 

②今回の取引でかなりの金額を受け取ったと想定される

 

 

最後に

 

宇佐美専務は恐らく知ってしまったであろう島耕作に口止め料を渡そうとした。

 

すると島耕作は

 

「お断りします。」

 

「私は何もしなかった。何も手を貸さなかった。そういうことにしてください。」

 

島耕作の正義感そしてどこの派閥にも加わらないという強い思いを感じるシーンでこの事件は幕を閉じた。