映画「孤狼の血」 | 役所広司はヤクザ役?警察官役?
映画「孤狼の血」を見た。
1988年、広島を舞台にヤクザの抗争とそれを食い止めようとする警察の描いた映画。
役所広司の名演技に度肝を抜かれた名作。
まだ見てない方は是非是非。
ネタバレはありませんのでご安心を。
目次
感想「見たら確実に眠れなくなります」
日曜日の深夜1時過ぎ。
明日は仕事だというのにちっとも眠くならない。
そりゃそうだ、昼の1時過ぎまで寝てたんだから。
暇なので冷蔵庫から缶ビールを取り出しテレビを付ける。
ー ちっとも面白くない。
ということでGoogleの映画から「孤狼の血」というものを見つけて再生することに。
見始めたらテンション上がりまくり。
終わったら3時だったがちっとも眠くならない(笑)
そして、月曜日ポンコツの状態で仕事に行った。。。
名演技「役所広司」
冒頭の映画アイコンにも映っているが役所広司がぶっ飛んだ役で出ている。
ちなみにこれ警察官の役なんですよ(笑)
写真を見る限りだと明らかにヤクザ側だろと思っていたので映画が始まり役所広司が登場したらビックリ。
そして映画の冒頭。
兄が行方不明になっているということで警察に相談しに来た妹と事情を聞く役所広司。
その女性。少し年配だが色気があり季節は夏ということもあり薄着で現れる。
ちょっと色っぽい。
取調室に一緒にいたのは書記係で新人警察官の松坂桃李。
その松坂桃李に対して役所広司が一言。
「書記はええから、ちょっと出てけ」
松坂桃李は取調室から追い出されオフィスで先輩たちと談笑。
しばらくすると取調室から役所広司が出てくる。
ー ??
いそいそとズボンのベルトを締めてるじゃないか(笑)
しかも後から出てきた女性もどこかはにかんでる様子。
ー えーっ!?
なんとも無茶苦茶な役所広司の登場シーンでした。
スッキリした役所広司はそのあと外回りと称してパチンコ店に入る始末。
ヤクザよりヤクザっぽい警察官です。
そして、
ヤクザ側として登場してくる俳優も早々たるメンツ。
石橋蓮司
江口洋介
竹野内豊
映画を通してコテコテの広島弁でヤクザのトップたちと渡り歩く役所広司。
めちゃカッコイイです。
後日、原作の本も読みました。
映画の内容が面白すぎて気が付いたらAmazonで原作となる本をクリック。
再びヤクザワールドに突入!
するとどうだろうか映画とかなり内容が異なる。
役所広司の演じていた主役はもう少しマジメだし。
ド派手なシーンもあまりない。
静かで重厚感のある内容となっていた。
映画はエンターテインメントなのか?
その方が興行的にいいからなのか?
どちらがいいかはその人の好みによるところだが。
個人的には原作の方が好きだ。
映画から先に見ておいてよかったなと(笑)
まとめ
とっつきやすいヤクザもののエンターテインメント。
役所広司の名演技にご注目ください。